行動記録

行動記録です。

中立ポータルは積極的にキャプチャーしましょう

これはIngress Advent Calendar 2014の9日目の記事です。8日目の記事はmakoto tsuyukiさんによる「ingress アドベントカレンダー2014 8日目」でした。

中立ポータルがあってもキャプチャー*1しないエージェントをそこそこの頻度でみかけます。おそらくは「俺が壊したポータルは俺のものだから、同じ陣営の他のエージェントはキャプチャーするな」という思考の人が一定数存在していることに起因しているのだろうと考えています*2

中立ポータルがあってもキャプチャーしないことは、味方陣営に不利益をもたらすので積極的にキャプチャーしましょう。

結論

  • 中立ポータルは積極的にキャプチャーすべし
  • どうしても抵抗があるならば、次の2つの場合はキャプチャーすべし
    • 敵や味方のエージェントが複数人活動している状況
    • 60秒程度中立のままになっているポータル

理由

Ingressのエージェントの本来の目的はMUを多く獲得することです。MUを獲得するためにはCFを作る必要があり、CFを作るためには味方陣営の色にしたポータルが必要となります。つまり、味方陣営のポータルが多く存在することが、MUを多く獲得することにつながるのです。

もし、中立ポータルを長く放置していたとしたら、敵陣営のエージェントにキャプチャーされてしまうかもしれません。せっかく壊したポータルが再び敵陣営の支配下におちてしまうことはとても残念なことです。ポイントは「敵に取られるよりはマシ」という点です。

よくある反論として「キャプチャーはレゾネーターをデプロイするだけよりもAPを多く獲得できるし、PioneerメダルやLiberatorメダルの実績にもなる」という意見があります。これはその通りではあります。しかし、敵陣営のエージェントにキャプチャーされてしまう可能性を高めてまで配慮すべきことでしょうか? また、ポータルを壊したエージェントに配慮する必要があるとしたら、2本目以降のレゾネーターをさす場合にも配慮した方がよいのではないでしょうか?*3

もしかしたら、それでもキャプチャーだけは抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれません。次の2つの場合は積極的にキャプチャーする方が良いということは覚えておいてください。

  • 敵や味方のエージェントが複数人活動している状況
  • 60秒程度中立のままになっているポータル

敵や味方のエージェントが複数人活動している状況では、複数人Xmpバースターを撃っていると誰が壊したポータルであるのかの判別がとても困難です。中立ポータルがスキャナーに現れたとき、あなたは獲得したAPから即座に暗算して自分の行動の結果なのかそうでないのかを判断できるでしょうか?*4

また、明らかに味方エージェントが破壊したポータルであっても、そのエージェントが長い時間*5キャプチャーしない場合もあります。レゾネーターが不足しているのかもしれませんし、近くにいる味方陣営に譲る意図があるのかもしれません。

おまけ

書いている人の簡単なプロフィール

Ingressはだいたい1年ぐらいやっています。活動は都内メインです。Innovatorメダルが原因でレベル13になっています。次のレベルは遠すぎて見えません。どうやら、Guardian以外は、今までの実績の倍以上の実績を積めばいいらしいのですが……

*1:中立ポータルに最初にレゾネーターをデプロイすること。

*2:キャプチャーしたエージェントに対してCOMMで「横取りするな」と発言するエージェントも見かけたことがあります。

*3:レゾネーターをデプロイした数はBuilderメダルの実績となりますし、全てのレゾネーターをアップグレードしてしまうとGuardianメダルのための条件がなくなることになります。もちろん獲得APにも影響がありますね。

*4:複数のレゾネーター、複数のリンク、複数のCFが破壊された場合に、即座に獲得APを算出する能力が必要です。

*5:たとえば60秒ぐらいあれば、ポータルから40m離れた場所には充分に移動できることが多いと考えられます。

新書『白熱日本酒教室』の紹介

これは日本酒 Advent Calendar 2014の8日目の記事です。

よく知りませんが、最近は日本酒ブームらしいですね。たまたまな気はしますが、私自身も今年は昨年よりも日本酒を飲む機会が多かったような気がします*1。そのような情勢の中、先月末に日本酒の入門書とも言える新書『白熱日本酒教室』(著:杉村哲)が出版されました。

著者の杉村さんは同書籍の中で言います。世界のお酒の中で見ても日本酒はいま歴史上もっともおいしく、多彩で、面白いお酒になっていると。

内容については次に挙げる著者自身に譲ります。星海社のウェブサイトには4章まで試し読みできるPDFがあります。

とても良い書籍なので、まずは試し読みのPDFからでも読んでみるといいと思います!

*1:単に、昨年年末から神田の立ち飲み焼肉屋「六花界」とその系列店に行く機会が増えただけ。

出社前の寿司

これは寿司 Advent Calendar 2013の11日目の記事です。10日目はwatildeさんの「深夜の海苔包み寿司」でした。

なぜ築地市場で朝ごはんなのか?

みなさんもご存知だとは思いますが、築地市場という総合市場があります。東京都中央卸売市場のうち最も古い歴史があるそうです。東京都中央区築地5-2-1に位置し、最寄り駅である都営大江戸線築地市場」駅他、東京メトロ日比谷線「築地」駅や都営浅草線「東銀座」駅からも徒歩15分(公称値)とアクセスが便利な場所にあります。

また、築地市場は卸売市場であるため朝早くから取引が行われており、それに伴い飲食店も朝早くから開店しているという特徴があります。

「交通アクセスが良い」と「朝早く開店する飲食店」という特徴があるため、出社前の朝ごはんとして築地市場のお店が充分に選択肢に入ります。

「場内」と「場外」

築地市場」と表現したとき、市場の中(場内)と、そのまわりにあるお店(場外)の両方を指しているケースもあります。場内にある飲食店は元々市場の関係者が飲食する店でした。そのため、市場関係者ではない我々が飲食店を使うときはそのあたりのことを配慮した方が望ましいでしょう。(たとえば、場内ではターレットトラックが頻繁に通行しますので、道を譲るなどの配慮)

とはいえ、(私はテレビで知っただけですが)場内の飲食店は1991年のバブル崩壊に伴う客数の減少を契機に、市場関係者以外にも足を運んでもらおうという活動があったそうなので、過度な遠慮はせず、普通の飲食店として使えば問題ないでしょう。

一方、場外は……私は稀に食材買いにいったりする程度なのでよくわかりません。「寿司を築地に食べに行くぞ」となったら、せっかくだから場内のお店にしちゃいますし。

場内の寿司屋

場内に寿司屋はたくさんあります。興味がある人は本屋にでもいくと解説している本とかありそうなのでそちらを。

私が行く場内の寿司屋は「寿司大」か「大和寿司」です。他には「龍寿司」なども有名店ですね。まあ、どこで食べてもおいしい気がします。

混雑度合い

有名店だと平日でも結構並んでいたりします。出社前の朝ごはんとして考えるとある程度見込んで家をでることとなります。行列をみた時点で、あるいは並んでいて出社時間に間に合わなさそうな気配がしたら諦めることも肝要です。別の店にしてみるとか市場の外にでるとか、お好みで選択すると良いです。

ただ、驚くほど並んでいない場合もあります。以前久々に平日朝に行くと寿司大には行列ができていましたが、大和寿司の方はすぐに入れる状態で「大和寿司何かあった?」と思ってしまったほどでした。たぶん観光客の人は「この店に行くぞ」とお店を決めているからなんでしょうね。我々(誰)は出社前に行ける範囲なので臨機応変にお店を選ぶと良いはずです。場内には吉野家の本店もあるので、行列が凄すぎる場合は牛丼を朝ごはんにしちゃうのもいいですしね。

本日の寿司


本日は……お休みでした。仕方無いので場外で海鮮系のどんぶり食べてきました。おいしかったです。

まとめ

  • 築地市場は出社前の朝ごはんにいいですよ
  • 行列が凄かったら見切りをつけて次の日にくるとかもありですよ
  • 市場のお休みには気をつけましょう

寿司 Advent Calendar 2013の12日目はotiai10さんです。よろしくお願いします。

来年はウェブアクセシビリティについて改めて考えてみることにした

2013年も最後の月、師走である。ここで少し昔話をしよう。

今から9年を遡った2004年、日本語圏内のウェブアクセシビリティへの取り組みは大きな転換期を迎えた。6月20日にJIS X 8341-3:2004として「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」が制定されたからである。JIS規格として制定されたことにより、ウェブサイト制作会社等もウェブアクセシビリティに向き合うことを余儀なくされることとなる。ウェブアクセシビリティの機運が高まる中、同年9月16日には「Webアクセシビリティをみんなで創造しよう!」をスローガンとしたAc+C'04キックオフ・イベント(後のアックゼロヨン、リンク先はInternet Archive)も開催された。2004年はウェブアクセシビリティ元年と表現しても差し支えないだろう。

まもなくJIS X 8341-3制定から10年を迎える。私自身の実感としては「良い方に大きく変わった」と実感もするが、「今時それかよー」と突っ込みたくなるケースも散見されるようにも思う。

HTML5も使われはじめてウェブブラウザは今までにも増して豊かな表現力を手に入れた。スマートフォンやタブレットなど様々なデバイスが広く使われるようにもなった。オープンデータ運動の広まりにより有用なデータを手軽に扱えるようにもなった。来年は、このような時代でのウェブアクセシビリティはどうあるべきなのかということを改めて考えてみようと思う。皆さんもよかったら今一度考えてみて欲しい。

6日目はmilk54さんです。よろしくお願いします。

WordPressでウィジェットのタイトルを表示させないプラグイン - Remove Widget Titles

WordPressウィジェットでは「タイトル」に入力した値をウェブサイトにも表示する実装が多いです。悪くはないのですが「これにはタイトルいらないのになあ……」というケースもそこそこあります。例えばImage Widgetなどのウィジェットです。このようなウィジェットは「タイトル」は必須ではないので「タイトル」を空欄とする回避方法はあります。しかし、これだと同じウィジェットを複数使っていた場合には管理画面上で判別が難しくなってめんどくさい。

この問題はプラグインで解決させるべきだよなー、と検索してみるとRemove Widget Titlesというプラグインがありました。このプラグインを有効にし、タイトルを入力するときにウェブサイトに表示させたくないウィジェットのときはタイトルの先頭に「!」を入れておけば、そのウィジェットのタイトルはウェブサイトでは表示されなくなります。

WordPressでウィジェットにサーバー上のファイルを読み込ませるプラグイン - Display File Contents Widget

既存のプログラムによって自動更新されるコンテンツをWordPress上に表示したいときがあります。そのような場合、既存のプログラムがテキストファイルやHTML文書の断片をサーバー上にファイルとして出力できるならば、Display File Contents Widgetプラグインを使うことで、そのファイルに書かれたコンテンツをウィジェットとして扱うことができます。

使い方はとても簡単。スクリーンショットを見てもらえば直感的に使えると思います。必須項目は「File Path」で、ここにサーバー上のファイルのパスを入力します。任意項目の「タイトル(Title)」は、値が入っていればその文字列が見出しとして扱われます。

ウェブアプリケーションのGitリポジトリの先端を追いかける

ウェブアプリケーションのGitリポジトリの先端を追いかけるとき、インターネットに公開したウェブサーバー上で閲覧できるようにすると「.git」ディレクトリも公開されてしまう。これを公開するとまずい場合もあるので、もちろん何らかの対策を実施することが普通。たとえば、ウェブサーバーの機能などでアクセス制限をかけたりするのだが、Git側で対策することもできる

git clone時に「--separate-git-dir=」オプションを使って、gitdirのパスを指定してやればよいだけ。以下、WordPressで例示する。

$ git clone --separate-git-dir=dot.git git://github.com/WordPress/WordPress.git
$ ls -a
./  ../  WordPress/  dot.git/
$ ls WordPress/ | head -3
index.php
license.txt
readme.html
$ ls dot.git/ | head -3
HEAD
branches/
config
$ cat WordPress/.git
gitdir: /path/to/dot.git
$ 

ただ、この方法だと「.git」ファイルが生成され、gitdirへの絶対パスが書かれてしまう点は注意。これは相対パスも解釈してくれるので相対パスに書き換えておくとよい。上に例示したパスを使うならこんな感じ。

$ cat WordPress/.git
gitdir: ../dot.git
$ 

今回はウェブアプリケーションの事例だけど、普段もこうやって別けていたら「全てのファイルに対して文字列置換」などを実施する場合、うっかりローカルにあるリポジトリを破壊してしまうことも回避できそうですね。

「--separate-git-dir」オプションがない古いGit使っている人は新しいGitに入れ替えるか、「git clone --work-tree git://...」みたいに「--work-tree」オプション付きでclone、「git pull --git-dir=foo/bar」みたいに「--git-dir」オプション付きでpullなどをやるといいですね。面倒ですけど。(環境変数GIT_DIRもあるけど、やっぱり面倒)